そこで観た62年式コルベットはSANJIの内にあるコルベットに対しての
イメージとはかけ離れていました・・・
アメリカンV8エンジンの迫力とパワー、そんなものとは無縁の
美しいオープンボディがひっそりと、そのコマには描かれていました。
ですが、スタイルに惹かれたワケでは無く、
ましてや走りとか動力性能といったモノでも無く、
『J物語』の主人公、Jと呼ばれる少年がそれをドライヴした・・・
それだけで、この62年式コルベットはSANJIの心に
住み着いたのです・・・
その後、『CHARGE』という車雑誌で初めて写真を観たのですが、
その写真の中でたたずんでいる62年式コルベット・・・
改めてじっくり観ると、やっぱり美しくて
アメ車とはかけ離れた"優雅"というイメージが・・・
丸目4灯のフロントフェイスから続くラインは、なだらかなのですが、
リアフェンダーから綺麗なアーチを描く盛り上がりを魅せ、
大人し目のリアエンドへと向かって行くラインは絶妙・・・
そのリアトランク部も、キャビン後方からなだらかに下って、
フェンダーラインと融合し、丸目4灯のリアランプを配した
シンプルな中にも味わいのあるリアビューを作っています。
この斜め後方から観た62年式コルベットがSANJIのお気に入り・・・
実際乗ってみたら・・・
そのアメリカンV8のパワーとのギャップで衝撃を受けそう・・・
等と想像すると、一度は乗りたいですね。
まかり間違って、大富豪にでもなれれば・・・(^^;;;